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QandA生ごみ・食品ロスに関するQ&A  

Q-1 生ごみとは何でしょうか。
A-1  野菜くずや食べ残しなどの有機性廃棄物
       

家庭や飲食店などから出る野菜くずや魚の骨・アラ、料理の食べ残しなどのことで、有機性廃棄物(生物由来のごみ)の一種です(有機性廃棄物には他に、し尿、家畜糞尿、落ち葉・剪定枝、下水汚泥などがあります)。一般廃棄物のうち、約3割を生ごみが占めると言われています。

Q-2  生ごみが燃えるごみとして出されると、
       どんな問題があるのでしょうか?
A-2  次のような問題が考えられます。
        

①カラス・猫被害のもと

生ごみの入ったごみ袋は、カラスや猫にごみ置き場を荒らされる原因となります。

②収集運搬効率の低下

生ごみの70~80%は水分です。ごみ袋が水分によって重くなる分、収集作業が手間取り、また収集車の運搬効率も悪くなって、二酸化炭素排出量の増加につながります。

③焼却炉の燃焼効率低下

多量の水分を含んだ生ごみを焼却炉に入れると燃焼温度が下がるので、燃やすために必要以上のエネルギーを使わなければならなくなり、また焼却炉の負荷が増す分、耐用年数が短くなります。つまり、それだけ私たち市民の税負担が重くなります。
ごみとして出せばこのような問題が発生する生ごみですが、生ごみは本来、貴重なバイオマス資源です。生物由来の資源であるバイオマスは、元をたどれば太陽エネルギーを光合成によって植物体に取り込んだものであり、無限に再生可能なエネルギーです。近年はカーボンニュートラルの発電燃料として、また環境にやさしいバイオエタノール燃料として注目され、国を挙げて利用促進が図られています。特に生ごみは、すべての家庭で毎日発生する、最も身近なバイオマス資源です。
また、生ごみは家庭で再生できる唯一の資源です。ビン、缶、ペットボトルなどは使用後かなりの割合でリサイクルされていますが、リサイクルには大規模な施設と高度な技術が必要です。生ごみは、ちょっとしたコツさえつかめば誰もが家庭で堆肥に生まれ変わらせることができます。

Q-3  生ごみを減量するためのポイントは?
A-3 「生ごみの3R」がポイントです。

<リデュース>まずは生ごみをできるだけ減らしましょう

・安いからといってよけいなものを買わない

・食材はできるだけむだなく丸ごと活用する

・必要な量を料理し、食べ残しを出さない

<リユース>まだ食べられる食品を有効活用しましょう。

・食品メーカーやスーパーは積極的にフードバンクを利用する
*フードバンク=包装破損、納期限遅れ、規格外等の理由で商品としては扱えなくても、食品としては安全でおいしい食べ物を、食品関連企業から無償で譲り受け、それらを、生活弱者を支援する福祉施設に無償分配する仕組み。    

・家庭で余った食品は、フードドライブを利用する
*フードドライブ=家庭版のフードバンク。賞味期限が1か月以上あるものに限る。生鮮食品や日持ちのしないものはだめ。

・気の置けない友人とサルベージ・パーティーを楽しむ     
*サルベージ・パーティー=賞味期限が迫った食品やもらったけど食べるあてのない食品を持ち寄り、料理して食べる催し。(サルベージ=救助する)

<リサイクル>出た生ごみは堆肥にして土に還しましょう

・生ごみとほかのごみをきちんと分別する

・生ごみは燃えるごみに出さず、自家処理する

Q-4  生ごみを堆肥化するときのポイントは?
A-4 水分量を適切に調節することです。

生ごみを堆肥化するというのは、生ごみという有機性廃棄物を微生物(=分解者)の働きによって無機物に分解し、植物(=生産者)が根から取り入れられるようにすることです。そうすれば、植物は光合成によって酸素をつくり出し、私たち人間や他の動物たち(=生産者)の生活を支えてくれます。こうした生態系のサイクルの中にすべてのものが入っていれば、ごみは増えません。

ところで、微生物、特に生ごみの分解に大きな役割を果たす好気性微生物が最も活発に働ける水分含有率は60%と言われます。生ごみの平均8割は水分ですから、多くの場合水分過多になります。そうならないように、水切りが大切です。水分が多すぎると好気性微生物が働けなくなり、嫌気性微生物の働きで発酵分解ではなく腐敗分解のほうに行ってしまいます。

水切りといっても、水でびしゃびしゃの状態のものを水切りするのは手間がかかるので、そうなる前にできるだけ食材を水に濡らさないようにするといいでしょう。たとえば、シンクに三角コーナーを置くと水がかかりやすいので、シンクの外に野菜の皮などを入れる容器を用意したり、排水口にたまる生ごみはその都度取り出して軽く水切りして別の容器に入れておくなど。

また、生ごみを天日で乾燥すると、晴天の日は半日で水分が3~5割も減ります。

Q-5  生ごみを堆肥化する方法とは?
A-5 うまく堆肥化するにはコツがあります。

次のような方法があります。ただ、どれもうまく堆肥化するにはコツがあります。一度やって失敗したからといってあきらめず、試行錯誤しながら(実験感覚で楽しみながら)気楽に取り組みましょう。 

①コンポスト方式

・手間がかからない(生ごみを投入し土をかぶせるだけ)

・畑や広い庭が必要

・冬場は堆肥になるのに時間がかかる

②段ボールコンポスト方式

・お金がかからない(用意するのは段ボール箱2個、腐葉土<またはピートモス+もみがらくん炭>、米ぬかのみ) 

・水分の管理に注意しないと、分解しなかったり段ボール箱がすぐ傷む

③電動式生ごみ処理機

・熱処理方式とバイオ処理方式

・処理時間が短い

・購入と維持管理にお金がかかる

④EMバケツ方式

・室内に設置できる

・比較的安価で購入できる

・水抜きコックのついたバケツなら液肥を利用できる

・土と合わせて分解させる二次的な工程が必要

⑤ミミズコンポスト方式

・容器は自作もできる(光を通さないこと、通気性を確保することが必要)

・身近に生態系の勉強ができる(特に子供たちに人気)

・生き物を飼うのでそれなりの世話が必要

⑥共同堆肥塚方式

・手間があまりかからない

・コミュニケーションの活性化につながる

・広いスペースが必要

・月に1回程度は全体の切り返しが必要

Q-6  食品ロスとは何ですか?
A-6 本来食べられるのにごみとして捨てられているもの

本来食べられるのにごみとして捨てられているものを食品ロスといいます。

家庭から出る食品ロスとしては、食べ残しや手つかずの食品の廃棄、事業系で出る食品ロスには、メーカーから出る規格外品や在庫処分、スーパーから出る売れ残り、レストランなどから出る食べ残しなどがあります。

日本における食品ロスの現状を2013年度農林水産省推計によって見ると、年間2797万トンの食品廃棄物が発生しており、このうち、本来食べられるのに捨てている「食品ロス」は632万トンと推計されています。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(2014年で320万トン)の約2倍に相当します。また、日本人1人1日あたり茶碗1杯分に相当します。

Q-7  食品の消費期限と賞味期限はどう違うの?
A-7 消費期限=保存がきかない食品に表示
       賞味期限=保存がきく食品に表示

消費期限=お弁当や洋生菓子など長くは保存がきかない食品に表示。

開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、食べても安全な期限を示しています。消費期限内に食べるようにしましょう。

賞味期限=ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など、冷蔵や常温で保存がきく食品に表示。

開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限を示しています。賞味期限内においしく食べましょう。ただし、賞味期限を過ぎても食べられなくなるとは限りません。

*消費期限も賞味期限も、あくまで目安です。食べられるかどうかは自分の五感をフルに働かせて判断しましょう。もちろん、買ってきたら適切に管理し、消費期限・賞味期限内に食べきるのが最も間違いない方法です。

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Question LIST

ごみの基礎知識

3Rの基礎知識

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缶のリサイクルについて

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