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2013年度廃棄物減量等推進員交流大会を開催しました。
家庭から、地域から、目指そう「ごみゼロ社会」!

11/22(金)東北交流大会 


【開催日】平成25年11月22日(金)午後1時~4時40分

【会 場】フォレスト仙台 2階ホールほか
     *〒981-0933宮城県仙台市青葉区柏木1-2-45

*この催しは,一般財団法人日本環境衛生センター主催「第57回生活と環境全国大会」の併催イベントとして開催されるものです。

【主 催】ごみ減量ネットワーク、公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク

【後 援】環境省東北地方環境事務所、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、
     福島県(以上申請中)、仙台市、廃棄物資源循環学会、3R・低炭素社会検定実行委員会

【定 員】150名

【内 容】・第1部 基調講演 講師:和田由貴さん(節約アドバイザー)
テーマ 「お財布にやさしい3R講座」
     ・第2部 分科会
              ①生ごみをリサイクルしよう!
              ②資源集団回収を進めよう!
              ③ごみ・資源の分別、ここがポイント!
              ④家庭で楽しむごみ減量!

【参加費】無料

【お申込み・お問合せ先】
公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク
〒 981-0933仙台市青葉区柏木1丁目2-45 フォレスト仙台ビル 5F
TEL022-276-5118 FAX022-219-5713
Eメール melon@miyagi.jpn.org

【チラシPDFファイル】裏(申し込み用紙) 

*チラシ裏面の申込み用紙に必要事項をご記入のうえ、FAXまたはEメールでお申し込みください。

廃棄物減量等推進員東北交流大会

<大会概要>
 

◆日時 2013年11月22日(金)午後1時~4時30分
 ◆会場 フォレスト仙台 2階ホール他
 ◆主催 ごみ減量ネットワーク 公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク
    (地球環境基金助成事業)
 ◆後援 環境省東北地方環境事務所 青森県 秋田県 岩手県 山形県 宮城県 
福島県 仙台市 廃棄物資源循環学会 3R・低炭素社会検定実行委員会

<基調講演>

 講師/節約アドバイザー 和田 由貴さん
演題/お財布にやさしい3R講座
節約アドバイザーとして、テレビや執筆など多彩なメディアで活躍されている和田由貴さんは、環境カウンセラー、3R推進マイスターの肩書きを持つ環境問題の専門家でもあります。この日はそうした和田さんのプロフィールを最大限に発揮し、3Rの推進が家計にも優しいスリムな生活につながることを具体的に解説していただきました。主な講演内容は、次のとおりです。
・家庭内の省エネを進めるには、ハード面の見直しとソフト面の見直しの両面から捉える必要がある。
・家庭ごみのうち、52.5%を容器包装が占めている(容積比)。プラスチック33.9%、紙類14.5%など。容器包装は廃棄時だけでなく生産時にも多くのエネルギーが使われている。レジ袋1枚(8.29g)あたり664kj、発泡トレー1枚(6g)あたり607kjのエネルギーを生産時に使用。
・ペットボトル1本を生産するのに約60ccの原油が必要。リサイクルするのにも多くのエネルギーが使われる。しかも、ごみになる+スマートじゃない+コストもかかる。→マイタンブラーを持ち歩こう。保冷効果も高い。緑茶、紅茶、フレーバーティー、ハーブティー、すべて水出しでオーケー。
・エコクッキングとは、買い物から後片づけまですべての工程でできるだけ環境負荷を減らすこと。たとえば、買い物ではむだなものを買わない、旬のものを買う(トマトを冬に作ると、夏に作るときの10倍のエネルギーがかかる)など。調理では食材をまるごと使い切る、賞味期限・消費期限が来る前に使い切るなど。食事の段階では食べ残しを出さないなど。後片づけではできるだけお湯や洗剤を使わない(家庭の消費エネルギーの3分の1は給湯器。お湯は水に比べてコストが3倍かかる)など。
・私たちが環境に優しい商品やサービスを選ぶことで、そのような商品を製造している企業を応援することになる。→買い物は身近なエコアクション。
・メーカー側としても、本当は簡易包装の方がコストが安くて済む。消費者が簡易包装の商品を選ぶようにすれば、メーカー側も助かる。
・ごみを捨てるのもただじゃない。約7割の自治体では燃えるごみを有料化している。ごみができるだけ少ないほうが、お財布にも優しいし生活が快適。特に生ごみが問題。私はハイブリッド方式(バイオ式+乾燥式)の生ごみ処理機を使用している。

<分科会>
◆第1分科会「生ごみをリサイクルしよう!」

 最初に、仙台生ごみリサイクルネットワーク事務局長の徳田実さんから話題提供をしていただきました。徳田さんは仕事の関係で生ごみの密閉容器と出会い、4人の仲間と普及活動を始めました。仙台市も協力し、初年度は1万個を販売。その後、他の地域団体と連携しての町内の生ごみ分別回収、生ごみ堆肥を農家に提供しての「リサイクル野菜」の生産、大型電気式生ごみ処理機の普及などにも取り組んでいます。地域の人々を巻き込んでいく秘訣は、「行政など他人に責任を押しつけず、自分のできる範囲のことを黙々と、目立つ服装で続けること」とのことです。
 その後の意見交換では、「生ごみは食べきるをモットーにしているので、残飯はほとんど出ない」「落ち葉や刈った草と生ごみを、庭の2基のコンポスト容器で堆肥化。優良な堆肥ができ、野菜づくりに重宝している」「EM菌による生ごみの堆肥化を行っている。EM菌30mlに米のとぎ汁2リットル。ボカシ作りは米ヌカ4kgと発酵液2リットルで、密閉容器で発酵させる」「生ごみの処理は、食材を使い切る、食べきる、水を切るという3つのキルが大切」などの意見が出されました。

◆第2分科会「資源の集団回収を進めよう」
 

最初に(株)サイコー資源リサイクル課長の佐々木守さんから、次のような話題提供がありました。
・仙台市では1975年から集団回収に対する奨励金の交付がスタート。奨励金は実施回数割額と回収量割額からなる。また、登録団体に対して保管庫の貸し出しも行っている。
・集団回収の目的は、①資源の再生利用、②ごみの減量、③コミュニティづくりと環境教育。
・集団回収のメリットは、①分別が徹底され、質の高い資源が大量に集まる、②リサイクル意識の向上につながる、③地域でのコミュニケーションが深まる、④地域の実情に合った活動ができる、⑤売却益や奨励金を得ることができる。
・集団回収の課題は、①子どもを持つ世帯の減少によって子供会での集団回収の実施が困難、②実施団体の役員が忙しくて時間がとれない、③高齢世帯の増加により継続が困難、④新聞・雑誌購読者の減少により回収量が減少、⑤資源物の抜き取り。
・集団回収を盛んにする工夫としては、①広報活動をしっかり行う、②回覧板や掲示板で回収実績を報告する、③奨励金・売却金の使途を明確にする、④役員の引き継ぎをしっかりする、⑤回収業者との連携を密に行う、⑥抜き取り防止のため資源物に張り紙をする。
続いて行われた意見交換では、「現在は環境教育の視点から活動している」「PTA主体だが手間がかかるので、学校が主体となってやってほしい」「老人クラブとタイアップして実施。売却金を使って、年に一度日帰り旅行をしている」などの意見がありました。

◆第3分科会「ごみ・資源の分別、ここがポイント」

 仙台市青葉区川内町内会長の鈴木邦夫さんから、次のような話題提供がありました。
 ・単身者向けアパートが多く、大学生や外国人留学生が多く住んでいる。
 ・収集日を守らない、収集直後でも出す、指定袋以外の袋で出すなどの問題。ある1日を見ると、指定ごみ袋で正しく出されたのが34袋、間違った出しかたをしているのが13袋。合計47袋のうち、見た目でリサイクル可能なものが混入している袋が約3割あった。
 ・対策として、ごみの出し方について説明したチラシと指定袋をセットにしてアパート各戸に配布した。
 ・住民の移動が激しいアパートの分別対策については、町内会の範囲を超えている。次のような提案をしたい。
   ①市が毎年の年度初めに、アパート所有者・管理者に対して指導する機会を設ける。
   ②ごみ出しのルールについて、イラストを入れて分かりやすく示したポスターを作成・掲示する。
   ③特にルール違反が目立つアパートには監視カメラを設置する。
   ④特に雑がみについて、分別ルールの啓発を行う。
   ⑤クリーン仙台推進員として具体的にどう動けばいいのか示してほしい。
 意見交換では、「ある自治体では、集合住宅の一角に氏名・部屋番号を書いたフックを設けて、そこに各自がごみ袋をかけるようにしている」「外国人はごみ分別の習慣がないので、チラシで啓発するだけでなくNPOなどが間に入って直接説明する必要がある」「ごみ袋に名前を書いて出すことで、みんなルールを守ることができている」などの意見が出されました。

◆第4分科会「家庭で楽しむごみ減量」

 基調講演をお願いした和田由貴さんを囲んで、楽しみながら家庭でできるごみ減量について語り合いました。主な意見は次のとおりです。
 ・子どもをはじめ、誰でも分別が自然にできるように、分別用の容器をそれぞれに用意している。そのために必要なハサミやテープはそばに置くなどの工夫をしている。
 ・壊れた傘の布地を利用してバッグを作ったり、古布でアクセサリーを作るなど、リフォームを楽しんでいる
 ・使い終わったアルミ箔を丸めて、排水口のぬめり取りに活用している。
 和田さんからは、次のようなアドバイスをいただきました。
「ごみを減らせば自分の生活が快適になるという発想で、楽しく取り組むことが大切。最終的にごみになるしかないのは生ごみで、これを減らすことができれば大幅なごみ減量が可能になる。生ごみを減らす方法には、堆肥化や乾燥などの方法があるが、堆肥を作っても家庭菜園をしていない人には使い道がない。堆肥を必要としている人と何か交換できるような仕組みがあるといい。リユースについては、不用品交換会がおすすめ。フリーマーケットやバザーではなく、みんなが何かを持ち寄って、自由に持ち帰れる仕組み。お金がかからず手間いらずで、楽しみながらリユースを実践できる。」

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