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topicsごみ減量ネットワークからのホットな話題

2013年度廃棄物減量等推進員交流大会を開催しました。
家庭から、地域から、目指そう「ごみゼロ社会」!

11/26(火)関西交流大会 


11/26(火)関西交流大会

【開催日】平成25年11月26日(火)午後1時20分~4時40分
     (*時間は若干変更になる可能性があります)

【会 場】エル・おおさか(大阪府立労働センター)
       大阪市中央区北浜東3-14
     *地下鉄谷町線・京阪本線「天満橋」駅下車、西へ徒歩5分

【主 催】ごみ減量ネットワーク

【後 援】3R・低炭素社会検定実行委員会,廃棄物資源循環学会(以上確定),
     環境省地方近畿環境事務所,大阪府(以上予定)

【定 員】200名

【内 容】ごみ減量活動事例発表、分科会

【参加費】無料

【お申込み・お問合せ先】
ごみ減量ネットワーク   代表 北井 弘
〒630-0233奈良県生駒市有里町478-9
TEL 080-6136-8774
Eメール kitai@utopia.ocn.ne.jp

【チラシPDFファイル】 裏 (申し込み用紙)

*チラシ裏面の申込み用紙に必要事項をご記入のうえ、FAXまたはEメールでお申し込みください。

廃棄物減量等推進員関西交流大会

1.開催概要

◆開催日  2013年11月26日(火)午後1時20分~4時40分
◆会場   エル・おおさか(大阪府立労働センター)
◆主 催  ごみ減量ネットワーク(地球環境基金助成事業)
◆共 催  大阪市
◆後 援  3R・低炭素社会検定実行委員会,廃棄物資源循環学会,環境省地方近畿環境事務所,大阪府
◆内 容 
 第1部 ごみ減量活動事例発表
  ①NPO法人ワンディッシュエイド協会 樽井雅美さん
(陶磁器のリユース・リサイクルの取り組みについて)
   ②兵庫県明石市 ごみ減量推進員会議 会長 山内元治さん
(ごみ減量推進員の活動事例について)
  第2部 分科会
   ①地域で取り組むごみ減量
   ②生ごみの資源化を考える
   ③古紙リサイクルの現状と課題
   ④缶・びん・ペットボトルのリサイクルを考える
   ⑤リユースをどう進めるか

◎ごみ減量活動事例発表

1.器が地球にできること~リユース最優先の取り組み

発表者 樽井 雅美さん(NPO法人関西ワンディッシュエイド協会理事長)
   普通の主婦だった樽井さんは、「不要になった陶器をごみに出すとも税金を使って最終処分場で埋め立てられるが、岐阜県の方にはリサイクルしてくれる会社があるらしい」と知って、軽い気持ちで自宅前に陶器の回収ボックスを置きました。そしたら、4か月で400kgもの陶器が集まったそうです。それらはほとんどがまだ使えるものだったため、リサイクルよりリユースということで「もったいない陶器市」を始めました。それが好評だったため、今では行政(生駒市)も協力して定期的に開催されています。
 こうした活動から出発して、樽井さんの取り組みはさまざまな方向に広がっていきます。陶器をリサイクルしてできたスイーツカップを開発し、お菓子屋さんにデポジット制で使ってもらったり、再生カップを使ったお菓子教室を開催したり。行動力と創造力あふれる樽井さんのお話に、会場は引き込まれました。最近、大阪府内で使用済み陶器のリサイクルを受け入れる企業ができたそうで、陶器のリユース・リサイクルの輪がますます広がることが期待されます。

2.明石市ごみ減量推進員の取り組みについて

 発表者 山内 元治さん(明石市ごみ減量推進員 会長)
 明石市のごみ減量推進員制度は2004年にできました。各校区・地区連合ごとに1名程度のごみ減量推進員と、それを補佐する協力員が配置されています。現在、推進員は29名、協力員は1373名とのこと。推進員としては、各地域でのごみ分別指導などのほか、雑がみ回収キャンペーンなどに取り組んでいます。山内さんはごみ減量推進員役員会の会長を務めているほか、地元の鳥羽まちづくり協議会、明南町自治会のリーダーでもあります。
 鳥羽まちづくり協議会では、安全なまちづくり、いきいき健康福祉、さわやか環境、すこやか子ども育成の4部会を設置。さわやか環境部会ではペットボトルのキャップ回収などに取り組んでいます。また、明南町自治会の取り組みとしては、雑がみ回収コンテストが特筆されます。これは、各家庭で分別した雑がみの量を競うもので、これに合わせて分別クイズも実施することで、分別徹底の啓発を行っています。

◎分科会

①地域で取り組むごみ減量

 話題提供では、せいわエコサポーターズクラブの原田智代さんから、区民まつりにおけるごみ分別の取り組みについて紹介がありました。約2万人が訪れる天王寺区民まつりでは、平成23年から会場にごみ分別ステーションを設置し、サポーターを配置して排出段階での分別・リサイクルを図っています。
 意見交換では、「チラシを配布しても分別徹底の効果はなく、ステーションでの指導が大切」「地元のイベントではごみの持ち帰りをお願いしている」「ルール違反のごみが残置されても、排出者には伝わっていない。より強力な指導が必要」などの意見が出されました。

②生ごみの資源化を考える
 

まず龍谷大学の竺文彦教授から、ドイツにおける生ごみ資源化の事例を中心とした話題提供がありました。ドイツの家庭ごみは紙、普通ごみ、その他といった3~4分別が一般的であり、生ごみについては堆肥化施設でメタン発酵による発電と堆肥化が行われているそうです。また、「生ごみの8~9割は水分であり、燃焼効率の悪い生ごみを日本ではほとんどの自治体で焼却していることに疑問を感じる」との指摘がありました。  意見交換では、「明石市では希望する家庭に、堆肥化のための容器を配布している」「生ごみ資源化が広がるためには国の積極的な関与が必要」などの意見が出されました。

③古紙リサイクルの現状と課題

 話題提供では、大阪市環境局から紙ごみ減量施策について説明がありました。大阪市では2013年2月から一部の区で古紙・古布の行政回収が始まり、10月からは全市で実施されています。全市に拡大された10月は、古紙・古布の回収量が3割ほど増え、逆に普通ごみは2割減ったとのことです。また、事業系についても資源化可能な紙類の搬入禁止が10月から始まり、成果を上げているそうです。  コーディネーターの大阪産業大学・花田眞理子教授からは、「今後も市民へのきめ細かな情報提供がごみ減量のために効果的」「資源は有限であり、リデュース・リユース・リサイクルの優先順位を常に意識した経済活動や消費行動が求められる」といったコメントがありました。

④缶・びん・ペットボトルのリサイクルを考える

 話題提供では、環境カウンセラーの栗岡理子さんより缶・びん・ペットボトルの資源化の現状などについて説明がありました。スチール缶・アルミ缶のリサイクル率は90%以上、びんも約7割、ペットボトルも83%と、リサイクルが進んでいますが、今もペットボトルの散乱による環境への影響は少なくないとのことです。また、アルミ缶からアルミ缶を作ればバージン原料から作るより97%もエネルギー使用量を抑えることができる、ガラスビンは何度リサイクルしてもほとんど品質が落ちないなど、これらは非常に上質の再生資源であり、さりに徹底したリサイクルが求められると指摘しました。
 意見交換では、「子供会でペットボトルの回収をしており、今後は他の品目にも広げていきたい」「容器の材質をリサイクルしやすいものに限定するなど、入り口の部分での規制が必要」などの意見がありました。

⑤リユースをどう進めるか

 話題提供では、Rびんプロジェクトの山崎博文さんが、2R教育について紹介しました。リサイクル優先ではなくリデュース・リユースの2R重視の社会へ転換するには、子ども時代の教育が大切との認識から、教師用ガイドブックづくり、2R環境教育セミナーの開催などに取り組んでいます。「リターナブルびんは環境負荷の低い容器だが、このままではペットボトルなどに押されてなくなってしまう」と危機感を表明しました。
 意見交換では、「今はお店などでリターナブルびんを引き取ってくれるところが少なくなった」「リターナブルびんの普及には自治体による財政的支援が必要だが、いまの財政状況では厳しい。国の支援が不可欠」などの意見が出されました。

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